小学校の中学年で足の痛みを訴える子供

小学校の中学年で足の痛みを訴える子供

回答

小学校の中学年から高学年になりクラブなどで運動量が増えると、足の痛みを訴える子供がいます。運動によって生じる筋肉痛や成長痛以外に起こる痛みの原因にオスグッド病があります。

オスグッドとは?主に成長期と呼ばれる小学校の高学年から高校生くらいの子供におきるスポーツ障害です。

跳んだりするバスケットやバレーボール、陸上、蹴る動作のサッカーなどで発症する場合があります。

症状としては、膝のお皿の5センチ程度の下の部位に痛み、腫れ、ねつを持った感じがします。

硬い盛り上がったものができます。

おもに片足ですが、両方に出ることもあります。

膝の周辺には4つの骨があります。大腿骨と膝蓋骨です。

膝から足首に続いている2つの骨、脛骨と腓骨があります。

曲げたり伸ばしたりすることで負荷がかかる部分ですが、脛骨は10代の頃はまだ成長している段階なので完全な骨ではなく軟骨の状態です。

発育期間においての運動の負荷が大腿四頭筋と脛骨の付着部分に集中して付着部部分が剥がれてしまうことが原因です。

成長痛とは違うのでしょうか、成長痛は、3才くらいから思春期に時間としては夕方や夜、明け方に膝や足首に痛みがおこります。

日中は痛みがなく、日により痛む場所が変わるのが特徴です。

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